先日、子どもが胃腸炎になりました。胃腸炎は大変ですね!吐いたり下痢が続いたり。子どもたちもかわいそうですし、私たちも看病に加えて洗濯やらで忙しい。

胃腸炎でウイルスなどが原因の場合は、ウイルスが身体の外に出てしまった方が症状が改善するので、無理に吐き気や下痢を止める治療は最近は行われなくなってきます。ただ、続いてしまうと脱水の危険が出てくるので、特にお子さんやご年配の方には注意が必要です。

 

中国には、2000年以上昔に書かれた『傷寒論』という外感病(伝染性の病気)の書物があります。急性の流行性疾患の症状や治療法が載っている書物です。その中にも、お腹の風邪や胃腸炎の症状が記載されています。「中風、発熱し、六七日解せずして、煩し、表裏の証有り、渇して水を飲まんと欲し、水入れば即ち吐する者は、名けて水逆と曰ふ、五苓散之を主る。」という条文があります。

うちの子も、突然嘔吐して、喉が渇き、水を飲んでは吐いていたので、まず五苓散を飲ませてみました。が、改善しません。思い返してみれば、よく食べる子なのに数日前から食欲が落ちていたり、往来寒熱(熱と寒が交互に来る)があったのを思い出しました。邪が表から中へ入り込んでしまっていたんですね!少陽半表半裏証と太陽蓄水証の合病と考え、柴苓湯にしたら改善していきました。

まだ小さい子は自分で症状を訴えることができないので、お母さんが毎日様子をみて変化に気づいてあげることが大切ですね。

 

それに、振り返ると夏の延長で身体を冷やしてきたと反省。トマトが好きなので、身体を冷やすとわかっていながら食卓に出していたり、冷たいお茶を飲ませていたり、以前は気をつけていたのに…。いけませんね。脾(胃腸の消化吸収能力)を冷やして弱らせてしまうと、寒くなってから、風邪を引きやすくなったり、嘔吐や下痢など胃腸炎になりやすくなります。皆さんも気をつけてくださいね。

 

フタキ薬局でよく相談を受けるのがニキビです。思春期ニキビの患者さんもいますが、大人になってからのニキビで悩まれている方が多くいらっしゃいます。

先日、ニキビも出来なくなり跡もキレイになったので漢方を卒業した患者さんがいます。「ニキビがあると、人前に出るのが嫌でストレスだったけれど、今はぜんぜん!気持ちが楽になりました。」そう話してくれた彼女は、最初の頃の印象とは全く違います。明るい表情でにこやか。彼もできたとのことで幸せそうです♡

 

今回はその方の症例をお話しします。ニキビの部位は、耳下からフェイスラインに沿って顎にも多発。フェイスラインから首の横側に広がり、胸にもあります。ニキビが悪化したのは6年前。その頃、職場が変わったり、忙しかったりとストレスが多かったそうです。

悪化条件は、乾燥、ストレス、秋から冬の寒い時期、月経周期では排卵後から生理前です。寒い時期になることと、ニキビの色も紫がかった暗い色なので、冷えを疑ってみたら、冬でもアイスをよく食べていたり、頭痛がひどいので週に2,3回は解熱鎮痛剤を服用していたりと、体を冷やす習慣があることがわかりました。ストレスを改善する漢方薬と、体の冷えを取る漢方薬とを一緒に飲んでもらい、肌の代謝をよくするために基礎化粧品も一緒に使ってもらいました。

 

漢方相談をしていて一番嬉しいのは、患者さんが良くなっていく姿を見ることです。元気をもらいます。その患者さんが最後に言っていました。「ニキビの人を見ると声をかけたくなる。1人で悩んでいないで漢方相談してみて!頑張って漢方を飲んで、合った化粧品を使ってみて!私もニキビで悩んだけれど、こんなに良くなったんだよと伝えたい。」と、おっしゃってくれました。嬉しいですね。

なぜニキビが出来るのかは、人によって原因が違います。食事や生活習慣も肌に影響しています。まずは、ご自分の体質を知って、日常生活で何に気をつけたら改善するのかを知りましょう。間違ったお手入れでニキビを悪化させているケースも多いので、正しいお手入れをすることも大切ですよ。1人で悩んでいないで、ぜひ相談して下さいね!

 

 

疲れた時、皆さんはどんな対処をしますか??

栄養ドリンク?甘いものを食べる?焼肉?温泉?とりあえず寝る?ヨガや瞑想する!なんて答えもかえってくるかもしれません。

 

たかが疲れ…、されど疲れ…。疲れは放っておくと様々な不調のもとになってしまいます。それに、正しい回復方法をしていかないと、疲れが長引いてしまったり、逆に悪化させてしまうこともあるんですよ💦

疲れといっても様々な原因があります。病後や産後、過労、虚弱体質、老化、胃腸の弱りからくるもの、心労からくるものなど。その原因によって改善方法は異ります。疲れといえど単純なものではないのです。

 

今回は、漢方薬で疲労が取れた女性の症例をご紹介します。

『48歳頃から疲れを感じるようになった。サプリメントや栄養ドリンクを飲みながらなんとか仕事をこなしていた。しかし、50歳を過ぎたあたりから疲れが強くなり、何をしても改善しない。もともと”元気が取り柄”というほどだったのに、いつまでたっても疲れが改善しないことに、気持ちまで落ち込むようになった。

朝は比較的元気だが、夕方になると疲れが強く、横になりたい、頭がボーッとする、眠気が出る、ゆううつになるなどの症状が出る。また、ここ最近は食欲も落ち、風邪も引きやすくなった。』このような訴えを持つ方でした。

 

もしかしたら、最初は単純に気(エネルギー)の不足だったのかもしれません。しかし、その時点で身体を補うことをせず長引かせてしまったので、脾気(胃腸の消化吸収力)の不足へ、そして、肝気鬱結(自律神経の乱れ)へと発展し、さらに、ホルモンバランスが崩れる時期とも重なり、悪化してしまったと考えました。

サプリメントや栄養ドリンクは、いったん中止してもらい、『逍遙散』と『補中益気湯』を飲んでいただきました。飲み始めて1週間で体調が少しずつ回復してきたと感じたそうです。2週間が経つ頃には鬱々としていた気持ちも改善し、1ヶ月が経つ頃には食欲も元に戻り、大変喜んで頂きました♪

2ヶ月間この処方を飲んで頂き、その後は『瓊玉膏』を続けてくれています。女性にとって49歳前後というのはホルモンバランスが崩れやすく、更年期の症状や様々な不調が出やすい時なので、飲んでいると安心ですよ!アンチエイジングにもオススメです♪

 

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