最近注目されている『気象病』。ウィキペディアにはこのように説明されています。

『気象病とは、気象の変化によって症状が出現する、あるいは悪化する疾患の総称。症状は「天気が悪いと古傷がうずく」といった天気痛のほか、メニエール病、喘息、めまい、うつ病、頭痛、腰痛、肩こり、神経痛、関節炎、リウマチ、じんましん、吐き気など様々である。』 

雨が降りそうな時や梅雨時期に多いと言われ、気圧の低下により、身体の平衡感覚を主る内耳からの情報と、視覚からの情報とのズレが脳を混乱させているからと西洋医学では考えられています。

東洋医学では、湿度が高い時は『湿邪』という身体に害を及ぼす気候変動があり、それにより不調が現れると考えられてきました。どのような症状が現れるかというと、目に見えるものでは、むくみ、鼻水、痰(喘息)などが。目に見えないものでは、めまい、頭痛、体が重だるい、気力でない、気持ちの落ち込み、吐き気、便がスッキリ出ないなどの症状が出ます。肌トラブルも起こし、水泡を伴うかゆみ、ジュクジュクするなどの症状が出ます。

 

今年は、例年よりも湿邪の影響を受けている患者さんが多くいらっしゃいます。理由は、コロナの影響によりストレスや心配から長い時間をかけ脾胃が弱ってしまったこと。脾胃というのは、今でいう胃腸の消化吸収能力のことで、ここが弱ると湿邪の影響を受けやすくなります。寒暖差も脾胃を弱らせます。そして梅雨になり、毎日続く雨や豪雨の影響と、例年に無いほどの強い湿邪の影響を受けてしまったからだと考えています。

 

「気象病だから仕方ない…」と季節が変わるのを待つより、漢方薬を飲んでみませんか?脾胃を強くすることで湿邪の影響を受けにくくしたり、身体に悪さをしている湿邪を利尿や発汗させることで外に出す漢方薬などがありますよ。

また、患者さんのお話を聞いていると、健康のためによかれと取り入れている習慣が、反って気象病を招いていたということもあります。その辺りのアドバイスもしていますので、お気軽にご相談くださいね!

漢方には「気」という考えがあります。エネルギーと解釈するとわかりやすいかな?この「気」には種類があり、そのうちの一つが今回お話しする『衛気』です。

 

私達の身体の表面には『衛気』があり、外邪から守ってくれています。外邪とは、自然界に存在する気候変化のうち人体に悪影響を及ぼすもので、風邪(ふうじゃ)、寒邪、燥邪、湿邪、熱邪などがあります。衛気が不足していると、外邪の影響を受けやすく、風邪(かぜ)を引きやすく長引きやすい、花粉症になりやすいなどの特徴があります。今でいう免疫とも関係がありますね。

衛気は、疲労、不規則な生活、睡眠不足、身体を冷やすなどで不足します。汗をかきやすい方は、発汗後に外邪が侵入しやすいと考えられていますので注意してくださいね。

 

今年は、花粉の症状が軽かったと多くの人が言っています。花粉の飛散量が例年より少ないというのが大きな理由だと思いますが、コロナの影響で、外出自粛が求められたことで外に出る機会が減り、気の消耗が防げたのかも…と考えています。テレワークになり身体が疲れなくなったという声も聞きますよ。

 

規則正しい生活をして、睡眠をしっかり取る。ストレスや不安はため込まず発散して身体の外に出し、体質に合った和食を積極的に身体に摂り入れる。あとは、身体をほぐしたり、伸ばしたりストレッチをすることと、鼻呼吸を意識する。これも大切です。これから少しずつ規制が緩和されていくと思うので、このあたりを心がけて生活してみてください。

 

心配な方は、衛気を増やす漢方薬もあります。体質や症状によってもオススメするのが異なりますので、気になる方はご相談くださいね。

入道雲からうろこ雲に変わり空は高く、あれだけ騒いでいたセミの声も消え、朝晩の空気は涼しくなってきました。いよいよ秋ですね〜!秋は過ごしやすくなりますが、呼吸器のトラブルが起こりやすい季節です。

 

自然界には「六淫の邪」といって人体に悪影響を及ぼす気候変化があります。6つあるうち秋に強くなるのが「燥邪」です。燥邪は身体から潤いを奪ってしまうので、口や鼻の乾燥、咽の渇き、皮膚の乾燥、髪のパサつきなどの症状が出ます。

その影響が長引くと、肺など呼吸器にトラブルが出ます。肺は、臓器の中で唯一外気と接しているので、気温差や外界の影響をすぐ受けてしまいます。風邪を引きやすい、長引く咳、喘息や鼻炎などのアレルギーなどの症状が出ます。

今年は、夏の間、湿度が高く猛暑が続いたので、例年よりも肺(呼吸器)の弱りが出やすくなっていると思います。気をつけて下さいね!

また、秋は「悲しみ」の感情が出やすい時季と言われています。その感情が長引くと「気」の不足を招いてしまい、人と話すことが億劫になる、やる気が出ない、意欲が湧かないなどの症状が出ます。夜になると仕事や人間関係の事をつい考えてしまう…という声を聞きますが、この時季に考えすぎると、気を消耗してしまうので良い答えはでてきません。それよりも、早寝早起きを心がけてみて下さい。朝の新鮮な空気を深く吸うことで体にエネルギーが甦ってきます。良い答えも出るかもしれませんよ!

 

店頭では、秋の養生と食養生を配り始めました。秋に起こりやすいトラブル、摂った方がいい食材など紹介しています。ぜひ、参考にしてください。秋は美味しい物が盛り沢山!芸術、スポーツ、イベントと楽しみも多いですよね!体調万全にして素敵な毎日をお過ごし下さいね〜♪

 

秋の養生

雨が続きますね。ジメジメと湿度も高くなってきて身体だけではなく気分もどんよりしてきませんか?

 

自然界には「六淫(りくいん)の邪」といって人体に悪影響を及ぼす気候変化があります。自然現象には風・寒・暑・湿・燥・熱の6つがあるのですが、1年の中で梅雨に強くなり人体に悪影響を及ぼすのが「湿邪(しつじゃ)」です。

具体的にどのような症状が出るかというと、身体がだるい、頭重感、胃が重い、食欲不振、軟便、便がすっきりでない、尿の出が悪い、むくみ、湿疹、皮膚がジュクジュクしやすいなどです。この時季に悪化するめまい、腰痛や膝痛、頭痛、吐き気などにも関係しています。

みなさん、思い当たる症状はございませんか??私は、湿邪の影響を受けやすいので梅雨は苦手です。うちのスタッフにも苦手な者がいるので、朝のあいさつが「湿度高いね〜。だるいね〜。」なんて日もあります。

なので、オリジナルで「黒豆はとむぎ茶」を作ってしまいました!!黒豆もはとむぎも水の代謝を良くするんですよ。私たちも毎日飲んでいます。ご来店いただいた方にお出ししているので、ぜひお店にお越しの際は試してみてくださいね!美味しいです。

夏の養生と食養生も店頭で配布しています。梅雨時期にオススメの食材なども載せてありますのでお読みください。

 

夏は食欲が落ち、冷たい物や口当たりのよい物に手が伸びがちです。暑くなるとお酒も増えるかな?そのような食事が続くと胃腸を弱らせ、身体の中からも湿邪を発生させてしまいます。この場合は症状が長引き夏バテや秋の不調を招きますので注意してくださいね。

 

フタキ薬局ホームページはこちら…https://kirindou.com

春になりましたね〜。春は草木も彩り豊かになり、気候も暖かく出かけたくなります。新生活がスタートする方は新しい出会いもあり楽しみですね。体調を万全にして素敵な毎日を満喫したい!しかし、春は不調が出やすい時季でもあるんです。。。。

 

春は肝(かん)の季節といわれています。漢方で肝とは肝臓のことではなく、身体の生理機能をスムーズにさせているもの、今でいう自律神経のような働きをしています。春はこの働きが乱れてしまうので、ストレスを受けやすくなったり、イライラやゆううつ感などの精神不安や、頭痛や肩こりなどの痛みや張りが出てきます。また、肝の乱れは胃腸の働きにも影響するので、食欲にムラが出てきたり、便がスッキリ出ないなどの不快な症状が出てきます。

今年は、3月の早い頃から暖かくなり、春が早いなぁと思ったら急に気温が下がったりと天候に波があり、一日の内でも寒暖差が激しかったりと、外気のストレスも加わっているので、例年以上に肝の不調を訴える方が多い印象があります。

 

風も強いですよね!自然界には六淫(りくいん)といって人体に悪影響を及ぼす気候変化があるのですが、春に強くなるのが風邪(ふうじゃ)です。身体を守る気(エネルギー)の力が弱ると身体に入り込み不調を招きます。この時期、花粉症でお悩みの方も多いのではないでしょうか。花粉症も春の風邪(ふうじゃ)が関係しています。他にも、かゆみ、のぼせ、めまい、ふるえなど、風の性質(揺れる、震え、フワフワする)を持つ症状が現れます。

 

春の不調が辛いようならぜひ相談して下さいね!漢方薬が助けてくれますよ♪店頭では、春の養生や食養生をお配りしています。春に取りたい食材なども紹介していますので、ぜひ参考にして下さいね!

 

春の養生

 

 


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