漢方を学び始めたきっかけは…

  • 2018.02.19 Monday
  • 15:43

「どうして漢方を始めたんですか?」そう聞かれることも多いので、今日はそのきっかけについてお話したいと思います。

 

まだ、病院に勤務していたころの話です。

母から、漢方の勉強会に行きたいから付き合ってほしいと連絡がありました。

当時は漢方に全く興味が無かったので断ったのですが、「田舎から出てくる私は電車が乗り継げるか心配」「会場までたどり着けるか心配」「たまには付き合ってくれても…」「娘も一緒でもいいと確認したから」と、いろんな方向から押され、しぶしぶ参加することになりました。

 

最初は興味のなかった漢方の話しでしたが、面白い!どんどん話に引き込まれ、必死にメモを取っていました。特に、なるほど~!と思ったのが『生理痛』の話で、、、こんな話をしてくれました。(だいぶ前なので私の記憶です。)

 

「生理痛の時に、痛みがひどいと痛み止めを飲むよね。でも痛み止めは”解熱鎮痛剤”だから身体を冷やすんだよ。お腹をカイロで温めたら痛みが無くなる人も多い。温めて楽になるのに、逆にお腹を冷やしちゃっている。その時は痛みは取れるけど治らない。それを毎月、何年も繰り返していると、どんどんお腹が冷えてしまい、痛みが悪化してしまうことがある。」

「痛いから鎮痛剤を飲むのは仕方のない事なんだけど、単純に、温めて楽になるなら、温めて治せばいいと思わない?漢方薬は温めることができるんだよ」と。

 

私は、その話を聞いて、一気に漢方薬の魅力にとりつかれてしまいました。スーッと漢方の理論が入ってきたんです!

今でこそ、『冷えは万病の元』とテレビでも話題となり、身体の不調を引き起こすことは知られていますが、当時の私(18年ほど前)は、冷えはよくないけれど、そこまで、冷えが不調の原因になるとは思っていなかったので驚きでした。

 

漢方を学び、実際に患者さんの相談を受けると、「寒・熱」の重要性をヒシヒシと感じます。身体が冷えているのか、それとも熱が籠っているのか、それにより処方が変わります。同じ病気でも、人によって異なる漢方薬が処方されるのには、こんな理由もあるんです。冷えている人には温める処方を、熱が籠っている人には冷やす処方を。これができる漢方薬ってすごいです!

 

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