疳の虫

  • 2018.04.26 Thursday
  • 14:17

疳の虫

 

疳の虫。なんで虫がつくんだろう…と思ったことはありませんか?

どうやら昔の日本人は、赤ちゃんの異常行動を、疳の中にいる虫が悪さをすると考えていたようです。

赤ちゃんに限らず病気は虫が引き起こすものと思っていたようで、戦国時代に書かれた『針聞書』という書では、病気を63匹の虫で表しています。その書に描かれた虫たちを収録した本『戦国時代のハラノムシ』を持っているのですが、なかなか興味深いき

レントゲンなどが無かった時代、こうやって病気を捉えていたのだなぁと思いをはせます。「虫の居所が悪い」「腹の虫が収まらない」「虫の知らせ」などの言葉も、その名残でしょうか。

 

疳の虫の症状は、癇癪をおこす、イライラして不機嫌でいることが多い、興奮してキーキー言う、夜泣き、乱暴になるなどです。昔は「虫切り」や「虫封じ」などのおまじないがあったようですが、こんな症状には漢方薬がオススメです!!

 

その子の症状や体質で選ぶ漢方薬は異なりますが、疳の虫は「肝陽化風」が原因のケースが多いような気がします。

肝は自律神経と考えるとイメージしやすいと思うのですが、この働きが乱れると気持ちが落ち込んだりイライラしてきます。この状態が長引くと常に神経が高ぶった状態になり、さらに進行すると、感情を抑えることができず興奮状態になることがあります。。このことを「肝陽化風」といいます。

肝陽化風まで進んでしまう背景には、言いたいことを伝えることができない”もどかしさ”からくるストレスだったり、環境の変化などがあります。我慢しやすい子がなる場合も多く、自分の気持ちを抑制する反動から生じることもあります。

 

うちの子も、2人目が生まれてしばらくは小さいなりに受け入れてお姉さんをしていたのですが、1ヶ月が過ぎる頃から不機嫌でいることが多くなり、他にも、すぐに癇癪を起こしたり、眠れず遅くまで騒いでいたりと気持ちの不安定さが出てきました。

「肝陽化風」かな?と思い、症状や体質を考慮して「抑肝散加陳皮半夏」を飲ませたら、しばらくして落ち着いてきましたよ音符

これは日本の経験方で「抑肝散」に「小半夏湯」を合わせたものです。もとの「抑肝散」は明の時代にできた小児治療の書で、そこには「子母同服」と書いてあります。お母さんの精神の影響が強いと言うことです汗私も気持ちを穏やかに過ごさないといけませんね汗

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